娘が可愛すぎて仕事したくない

30代サラリーマンの日記 節約と投資をしながらワークライフバランスについて考える

結婚してるし子供もいるけど、保険に入らない10の理由

妻は専業主婦。娘は2歳です。僕は医療保険にも生命保険にも入っていません。

子供が生まれた時にさすがに入らなきゃと思い、本を何冊か読んでネット系の掛け捨ての生命保険を検討はしたものの、結論は保険には入らないで良い。

色々検討したのが2年くらい前なのでうろ覚えですが、保険に入らない理由をつらつら書いていきます。

---理由----------------------------------------

①日本人の保険加入率が異常に高い

②死ぬ可能性が低い

③高額医療費制度がある

④遺族年金制度がある

⑤生活コストが低い

⑥貯金がある

⑦実家がある

⑧自分で投資したい

⑨保険会社が何で利益を得ているか考える

⑩生きることが一番大事だと思う

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◆理由①日本人の保険加入率が異常に高い

海外の保険加入率は日本に比べてかなり低いらしい。日本の加入率の高さが異常みたいです。みんなが入ってるから、というのは短絡的すぎるので、本当に加入するべきかよく考えるべき。とまず思いとどまりました。

◆理由②死ぬ可能性が低い

30代の死亡率とか見ると、かなり低いみたい。死んだらいくら貰える、というのは当たる可能性の低い一種のギャンブルだと思う。

「臆病者のための株入門 橘玲」によると、「保険商品は、保険会社が胴元となって、不幸な偶然に遭遇すると賞金が支払われる宝くじを販売しているのだ。」とある。

◆理由③高額医療費制度がある

詳しくは忘れたけど、月の医療費の上限が決まっている。大病を患って保険に入って無尽蔵にお金が出ていく、ということは無い。

◆理由④遺族年金制度がある

これも詳しくは忘れたけど、18歳未満の子どもがいると年間で100万円くらい支給されるらしい。年金をちゃんと払うメリットのひとつ。

◆理由⑤生活コストが低い

今は家族三人で月に15〜18万円で生活している。奨学金の返済が終わればさらに1万円減るし、僕が死んだら支出はさらに減るだろう。実家で暮らせばさらに家賃の6万円分支出が減るので、遺族年金で100万円もらえれば妻は働かなくても資産を減らさずに娘と暮らしていける計算になる。

◆理由⑥貯金がある

現時点で資産が1400万円。遺族年金があれば急な出費があってもなんとかなるでしょう。しかも僕が死ななければ今後資産はどんどん増えていきます。

◆理由⑦実家がある

僕の実家は割と裕福なので何かあったら資金の援助も見込めると思う。妻の実家も築20年くらいで部屋も空いているので住むのに問題はないでしょう。親子の仲の良さは少し気になるけど。

◆理由⑧自分で投資したい

自分で仕組みが理解できないものには投資するな、とはよく言われます。保険の仕組みって、色んな要素が混ざっててよくわからない。保険は貯金と同じようなものだと言っている人がいるけど、保険会社の倒産とか途中解約で元本割れのリスクがある以上、貯金とは違う性質のものだと思う。一方で投資信託を完全に理解しているかと言われれば微妙だけど、インデックスなら理念は理解できる。

◆理由⑨保険会社が何で利益を得ているか考える

保険会社は運用で利益を得ているのはあると思うけど、それなら手数料の安い投信を自分で買いたい。あとは、保険金が支給される額よりも加入者が支払う額の方が大きいから保険が成り立っているのだと思う。保険の営業マンや本社の家賃、その他人件費ってどこから出てるの?と考えると保険に入る気にならない。損得で考えてしまうと、損する可能性が高いに決まっているので。

◆理由⑩生きることが一番大事だと思う

もしもの時のために、というのは生命保険の常套句だし、住宅購入時のメリットとしてもよく語られます。リスクに備えるというのはわかるけど、、

家族のために一番大事なのは、生きることだと思う。完全に精神論だけど、自分が死んでも安心な状況になると、死ぬ可能性が高くなる気がします。年配の方が妻の後を追って亡くなる話もよく聞くし、仕事が落ち着いたとたんに風邪をひいたりする。心の持ちようは身体にも影響すると思う。不慮の事故に合った場合も、「死んでも大丈夫だ」と一瞬でも頭をよぎれば、その一瞬が生死をわけるかもしれない。

死ぬ可能性は低いし、家族のために絶対に死にたくない。そう考えると、保険にお金を払うなら家族と過ごす将来に向けて投資したり、時にはお金を使って楽しみたい。

今は元気だからこのような考えなのかもしれないし、身近な人の病気とかがあると考えは変わるかもしれない。ただ、生活が成り立つのであれば必ずしも保険は必要ない、というのは間違っていないと思う。