娘が可愛すぎて仕事したくない

30代サラリーマンの日記 節約と投資をしながらワークライフバランスについて考える

持ち家と賃貸の精神面でのメリットデメリットを、転職を検討するにあたって考えてみる

家族との時間を確保するために転職を検討しています。先日は妻の体調が優れず僕の仕事も忙しく、一週間の間、妻と娘が実家に帰っておりさびしい思いをしました。一週間ぶりに娘を抱っこしたら翌日筋肉痛に。こんな人生嫌だ。

転職を考えるにあたり、賃貸でよかったと感じるところがあったので、改めて持ち家と賃貸のメリットデメリットを考えました。コスト面は詳しくないので精神的な面で考えます。生涯のコストは賃貸も持ち家も大差ないからどんな生活をしたいかで決めるべき、というような内容の記事はよく見かけますしね。

◆賃貸の精神的なメリット

年収を下げて他の条件を優先させて仕事を選ぶことができる。

引っ越しができるので勤務地も柔軟に選べる。

最悪、地方のボロアパートや実家で暮らすという選択ができるので、気持ちの余裕ができる。仕事を辞めてもなんとかなるという気持ちがあると、会社との交渉も強気でいける。

僕は年収下げてでも家族との時間を優先させたい、という気持ちが強くなって転職を考え始めたので、賃貸で良かったと感じているこの頃です。

◆持ち家の精神的なメリット

仕事を続けるモチベーションになる。

最近家を買った友人は、「もう逃げられない。むしろ自分を追い込むために家を買った」と言っていました。たぶん性格的に、仕事辞めて遊びたくなる衝動が定期的に起きてしまうことを自分でわかっていたのだと思います。それを律するための住宅ローンだと。

僕は結婚して子どもができてから、自分が生きる意味を深く考えなくなりました。子供の成長を見届けたい、子どもとたくさん遊びたい、妻をひとり残すわけにはいかないから長生きしたい、それだけ。難しく色々考えなくなって、その分幸福感が増したと思います。少なくとも、死んでもいいや、という思考にはならなくなった。

これを住宅ローン組んで家を買うことに当てはめて考えると、家を買うと仕事をする意味を深く考えなくなるのかもしれない。働いて稼ぐ必要があるから働く、以上。なんのために働くのか深く考えずに働くことができたら、むしろ幸福感が増すかもしれない。今の自分は色んな選択肢が取れて自由度が高いからこそ悩んでいる面がある。ローンがあったら、仕事辞めてもいいや、とはならないですもんね(ローンがあってそうなったら最悪だけど)

また、家を買うのは結婚とも似ているかもしれない。賃貸だと、住むエリアや物件など、本当にここで良いのか、他にもっと良い物件はないか考えながら生活することになる。家を買うと、基本的にはこの場所この家でどうやってうまくやっていくかを考えることになるだろう。

結婚前は本当にこの人で良いのか考えることがあるけど、結婚したらどうやってこの人とうまくやっていくか、という思考に切り替わるのと似ている(※妻がこのブログをたまに読んでいるのでフォローしておくと、僕は妻と付き合うことになった時点で結婚の意思があったので、付き合ってからはこの人で良いのか悩むことはなかったです)

こう考えると、結婚も住まいも、どちらが良いかは人それぞれ。状況によっても変わるものだと思います。少なくとも、家を買うべきだとか、賃貸の方が絶対良いとか、固定観念で価値観を人に押しつけないようにしたいものです。特に自分の子どもに対して押しつけないように気をつけたい。