パパは育児の協力者ではなく、当事者だと思う
子どもの歯磨き指導に行ってきた
仕事がひと段落したので金曜日に有給をとった(一週間の残業時間を考えると有給使わなくても休んでいいレベル)。
ちょうど子どもの歯磨き指導教室的なものがあったので、妻と2歳の娘と一緒に行ってきた。
パパの参加はひとりだけ
歯磨き指導に来ていたパパは僕ひとりだけだった。
ママ5人とおばぁちゃん1人。
おばぁちゃんひとりでイヤイヤ期まっさかりの子どもを見るのは本当に大変そうだった。
夫婦で参加できるととても楽。余裕ができる。
パパの参加を不安がる妻
子どもの身体計測もあったので、子どもはみんな服を脱いでオムツのみで待機していた。
そこで妻のひとこと
「パパが参加して大丈夫なのかな」
2歳児とはいえ、他の女の子のママの中にも、男性がいることが気になった人はいたかもしれない
担当の先生とか事務の人とかもみんな女性だった。
ショッピングセンターでも子どもの休憩室が授乳室を兼ねてると男性は入れなかったりするし、やっぱりまだまだ子どもはママが育てるもの、という認識なのかな
性別の壁を感じる。
なぜママが男の子のハダカを見るのはオーケーで、パパが女の子のハダカを見るのは許されないのか、、
でもなんか文字に起こすだけでヤバイ感じがする。
しょうがないことなのだろうか?
娘の歯のチェック 妻にばかり説明する先生
娘を仰向けにして頭を先生のヒザに乗せる。先生が娘の歯をチェックして説明してくれる。
娘は大泣き。先生の声が聞き取れない。
先生は一生懸命妻に向かって説明している。
パパが来た意味…。
歯磨きは主にどちらがしているか?と聞かれて、妻と答えたので当たり前の対応かもしれない。
けどちょっと気になった。
パパも娘の歯磨きすることあるよ
今朝はパパが磨いたし(その後妻がぬれ布巾で歯を拭いて、万全の体制で臨んだ)。
協力的ですね、に違和感
先生に、「パパは今日このためにお休みとったんですか?協力的ですね」
と言われた。
褒められたのだと思うけど、なんか違和感。
妻は専業主婦で自分は会社員だけど、自分が育児に「協力」しているとは思っていない。
もちろん、娘と関わる時間は妻の方が長い。
でも僕は仕事以外の時間はだいたい家事か育児してるし、むしろ土日は僕の方が娘と関わる時間が長いときも多い。
僕は育児に協力しているのではなく、夫婦ふたりで育児をしているつもりでいる。
パパもママも、仕事しているかに関わらず、育児の当事者だと思う。
どちらも親なんだから、どちらか一方が協力者、というのはおかしい。
イクメン、という言葉もブームが去った感じがするけど、「協力的」と同じようなニュアンスを感じる。
メンズが育児するのは当たり前だろう
それほど何もしないパパが多いのか、ほとんどが専業主婦でパパは仕事していれば良かった時代の名残なのか
「協力的」にしろ「イクメン」にしろ、ほとんどのパパが育児に関わらないことが前提の言葉だと思う。
共働きが主流になってきてはいるものの、子育ては主にママがやるもの、という概念はなかなか無くならないと思った。