娘が可愛すぎて仕事したくない

30代サラリーマンの日記 節約と投資をしながらワークライフバランスについて考える

子供ができて仕事に対する考え方が180度変わった。仕事が嫌になって良かったこと

仕事落ち着いたけど残業がゼロではない。気を引き締めて定時で帰らなければ

納品が終わり、仕事がひと段落!来週末と6月にまた納品があるけどそこまで大変じゃないだろう、たぶん。
ひと段落と言っても昨日は30分、今日は1時間残業してしまい悔やまれる。

来週は定時の時間から会議の予定を入れられた。ふざけんな!上司の方々がこの感覚だと、この会社はいつまでたっても残業時間は減らないだろう。転職考えちゃうな。

そして尊敬する役員の方に夜の会食に誘われてOKしてしまった。。興味のある分野の関係会社の人と一緒なので勉強になるし楽しみな面はあるけど、個人的に誘われたら断りにくい。。
言い訳だな、家庭より仕事を優先してしまったということだ。。

やる気満々だった時代

娘が生まれる前は、残業をいとわず自分の成長のためと仕事に対する責任感から、とにかく頑張って仕事していた。
だからのらりくらりヤル気無く仕事している同僚を見てイライラしていた。
仕事バリバリやってた頃は、仕事の目的(売上や利益を得ること)に対して意欲的でない人を、心のどこかで軽蔑していた。仕事なんだから文句言わずにやれよ、と思っていた。

販売職時代には自分がとにかく頑張って店の売り上げは上がったけど、ベテランパートさんはついてこず、結構文句が出ていた。怒鳴られたこともある。
作業効率を一番に考えてシフトを組み、パートさんの気持ちを考えることが足りなかった。
勝手に店のレイアウト変更をして、どこに何があるかわからずパートさんを困らせた。
でも、売り上げ上がってるから良いでしょ、そのために自分はこの店に異動になったんだから。と思っていた。

子どもができて仕事が嫌になる

ブログタイトルにもしてますが、妻が妊娠してからは仕事に対する考え方が180度変わって、いかに早く帰るかを最優先で考えるようになった。

生活コストが把握できて、年収下がっても生活が成り立つことがわかったことも大きい。
考え方が変わったというよりは、自分の本当の気持ちに気がついたのだと思う。

今思えば、僕は仕事が好きだから頑張ってたというよりは、経済力をつけないと将来の生活が不安だから頑張ってたところがある気がする。子どもが生まれると教育費で何千万円かかる、とか良く聞くし。

よく考えたら、一生余裕で暮らせるお金があっても仕事したいか?と言われれば、答えはNOだ。
プロ野球選手の年俸何億円、と聞くと、なんで選手はこんなに頑張って仕事してるんだろう?こんだけお金あったら仕事しなくても暮らせるだろ、と思っている自分に気づく。

仕事が嫌になって良かったこと

家族との時間を最優先で考えるようになった今、パートさんや、やる気ない社員の気持ちが理解できるようになった。
そういう考えの人がいるのが当たり前だし、そういう人達に支えられて会社が成り立ってることに気づいた。

働きアリのうち2割のアリはサボっているらしい。でもこの2割のアリは不測の事態が起きた時とか、いつもバリバリ働いてるアリが疲れて休んだ時に活躍するらしい。全員がバリバリ働いてると結局長い目でみると生産性が落ちるとかなんとか。
それに、仕事の遅い人に合わせることで、全体のスケジュールに無理がなくなる、というのも何かの記事で読んだ。

昨日、作業をお願いしてた会社から19:00過ぎに作業確認の電話がかかってきた。仕事バリバリモードの自分だったらまだ会社にいて仕事してて何も感じない、むしろ関係会社の作業の遅さに腹を立ててたと思う。
でも今の僕は家族との時間が最優先。すでに会社を出て帰り道を歩いていた。そこで電話口で僕が発した一言

「遅くまですみません、対応ありがとうございます」

これは仕事バリバリモードだったら出なかった言葉だ。上手く表現できないけど、こんな言葉が心から言えるようになったことが、仕事が嫌になって良かったことです。
電話先は若い女性のスタッフだった。この言葉が意外だったようで、「いやいやそんな、こちらこそお帰りのところスミマセン、、」と、とまどっているような嬉しさも少しあるような、いう反応。

なんか少し心が軽くなって家族の元に帰った。
そして妻が疲れてダウンしてたので晩御飯と次の日のお弁当を作って娘を風呂に入れ洗濯をして23:00に寝た。