娘が可愛すぎて仕事したくない

30代サラリーマンの日記 節約と投資をしながらワークライフバランスについて考える

ママ友会にパパが初参加(男ひとり)

やもりです。一歳8ヶ月の娘のパパです。ママ友会に初めて参加しました。

このママ友会は、同じ病院で同じ日に生まれた子ども6人とママの会。出産後入院中だか、授乳指導だかの時に仲良くなりママ同士でLINEを交換したらしく、1ヶ月に1回ペースで開催されている。僕はもちろん出産もしてなければ入院もしてないのでたまに妻がこの会に参加した時の写真を見せてもらっていた程度。

このママ友会、ちょっとうらやましいな、とは思っていた。パパ友も6人できるはずなのに顔も名前も知らない。ママ達が子どもの情報を交換しあってるのにパパが共有できる場が無い。参加してみたいけどパパがひとりいても邪魔だろうし、パパの愚痴とかセンシティブな内容が話せなくなったりして迷惑かな、という気持ちがあり、今まで僕から参加したいと言い出すことはなかった。平日開催も多いし。

ただ、人見知りで不器用な妻は、このママ友会を負担に感じているところがあったらしい。人見知りなので緊張して楽しめない、疲れてしまう。今住んでいるところから離れた病院で産んだので、ママ友会開催場所まで行くのに1時間くらいかかる。そもそも子どもと2人で外出すること自体が一大イベントで大変。

妻はテンポよくメッセをやりとりするLINEのやりとりも苦手。妻が返信しようと思ったときにはもうかなり話が進んでしまっている。毎月参加を断るのも大変そうだった。

ということで、緊張するし子どもと2人で出かけるのが大変だから、パパも一緒についてきてくれないか、と妻から言われて初めて参加することになった。

妻は当日まで、緊張するだの、夫についてきてもらうのはおかしいかも、とかぐずぐず言っていた。それはこっちのセリフだろと思いながらも、僕より緊張している妻を見ていると全然緊張しない。

場所はショッピングモール内にある、有料の子供の遊び場。ボールプールやエアーで膨らんでる滑り台、ピアノ、ままごとセット、プラレールなどなど遊ぶものがいっぱい。フリータイムで親子合わせて1000円くらい。これは素晴らしい、子どもにとっての天国だなぁ。

ちゃぶ台的なテーブルがいくつもあり、お茶やコーヒーのフリードリンクもある。ママたちはここのテーブルで談笑したり、離れて子どもと遊んだりしている。この自由度の高さなら男1人でも気まずくない、よかった。

こんにちはー、とママたちに声をかけると、ママたちが娘に声をかけてくれる。〇〇ちゃーん、髪伸びたねー、大きくなったねー。娘は褒められてるのがわかるのか、ニコニコモジモジしながら両手でパチパチ拍手。ママたちから歓声があがる。娘のこんな態度は家族だけの時は見れないので見れてよかった。かわいい。

他のママたちと大して話すこともないのでさっそく娘と遊びに出た。娘は永遠とブロックを積み続ける。こんなに遊ぶものがいっぱいあるのになぁ、パパとママに似てインドア派なのかな。エアーの滑り台に連れて行くと、床が跳ねるので足元がおぼつかず楽しくなさそう。風船が飛び交う部屋に連れて行くと、怖がってしがみつく。結局ブロック。家でもできそうだけど、、好きなことさせるのが一番かな。

僕「風船はダメみたいだったー」

B君のママ「風船はちょっとこわいよねー、」

これがママたちとの初めての会話らしき会話。やっぱ子どもがいると話しやすい。

ひとりで遊んでたA君と目が合う。机にさっと隠れてこちらを見ている。僕が「ばぁっ」とやると、ニコニコしながら机の反対側に隠れる。また「ばぁっ」とやるとまたニコニコ反対側に。かわいい。そして、嬉しい。他の子をこんなにかわいいと思うのは初めてかも。

遊んでいると、リーダーのママさんが僕に話しかけてくれた。さすがリーダー。

リーダーママ「クイズです!この子は女の子でしょうか男の子でしょうか?」

僕「Dちゃんですよね?」

リーダーママ「すごーい!なんで知ってるんですかー?」

妻「写真見て予習したからね 笑」

人の名前覚えるの苦手なんだけど、なんか子どもの名前ならなんとか覚えられるかも。予習が役に立ってよかった。

この後リーダーママは他のママたちに、「〇〇さんのパパ、みんなの名前知っててすごいんですよー」と、なぜか子ども全員の名前を覚えてることになっており、他のママが「うちの旦那も見習ってほしい」と高評価。なんかいい感じになってきた。

お昼はフードコートでみんなで机を寄せて食べた。他の子が普通にフォークでラーメンやうどん食べてたり、大人用の椅子にひとりで座らせつつ、ママが食器を下げに席を立ったりしているのを見て、こんなに子供を放置して大丈夫なんだなぁ、と思った。僕といえば、椅子から落ちるのが怖いので娘をひざに座らせて、喉に詰まるのが怖いのでうどんをちぎってあげていた。今まで過保護過ぎたかもな。

もう子供用のお箸を使っている子もいた。指にひっかける輪っかがついたタイプのお箸。娘にも使わせてみたいなぁ。

椅子に座ってたB君が、椅子の背もたれの隙間からこちらを覗いている。「ばぁっ」とやると笑顔ですくっと椅子の上に立ち上がる。またかがんで背もたれの隙間からこっちを見てるのでまた「ばぁっ」「すくっ」の繰り返し。この子もかわいいなぁ。妻が予習時に「目がくりっとしてる子がB君だよ」と説明してくれたときに僕は「子供は大体クリっとしてるでしょうよ」と説明に難癖をつけてたが、確かに目がくりっとしていてなかなか的を得た説明だったんだなと納得。なかなかの美男子。そんなこんなでお昼ごはん終了。

また遊び場に戻って各自遊ぶ時間。大人がかがんで入れるくらいのプラスチックの家の窓を開けたり閉めたりして「ばぁっ」と娘と遊ぶ。この「ばぁっ」はこのお年頃だと共通の反応なんだなぁ。B君がおもちゃの車に乗ってこっちを見ているので手を振る。

おもちゃの家で遊んでいるとCちゃんが出現。今日初めてちゃんと目があったけど、なぜか既に僕を仲間だと認識してくれてるらしい。ニコーっと笑って僕の手をひっぱっておもちゃの家に。連れ込まれた。そしてまた違うおもちゃの家の中に。僕の娘はこんなことしないなぁ、すげーグイグイくる。。Cちゃんのママがあわててこちらに。

Cちゃんママ「ごめんなさいー、児童館でもこうやって人をひっぱっていっちゃうのよー、ほっといていいからね!」

Cちゃんママ「コラ!C!ダメでしょ!」

Cちゃん「・・・。(ブスーっとしている)」

Cちゃんママ「怒ってるわー」

Cちゃんはすぐケロっとしてまた僕を連れ回す。つ、疲れる。。子どもによってこんなに違うのか。僕の娘はなんて育てやすいんだろう。イヤイヤ期だけどこの子に比べたら全然楽だろうなぁ。

リーダーママが僕の娘と遊んでくれている。その間にリーダーママの娘Dちゃんが僕のところに来た。椅子に乗って飛び降りて軽く転ぶ、また椅子に乗って飛び降りて軽く転ぶ、を繰り返す。僕の娘は飛び降りたりはできないなぁ、こんなに身軽じゃないし、運動神経はイマイチなのかもなぁ。Dちゃんはまた飛び降りて、今度は軽く柱に頭をぶつけた(リーダーママはこっちを見ていない)。Dちゃんは小走りでママの元へ行き、目をこすっている。

リーダーママ「眠いのかなー?」

僕が見てたのに頭ぶつけましたとも言えず、、黙っておいた。。

そんなこんなで15時になり解散の時間。

ちゃんママ「今日ママ友会行くって言ったら旦那が寂しがってたので、、またよろしくお願いします」

僕「ぜひ、パパ友募集中なので!」

A君は帰るのが嫌でベビーカーの中に身を埋めてブスーっとしている。

僕「あれー、A君どうしたのー?」

A君「・・・(ニコーっと笑顔に)」

やっぱA君かわいいなぁ。

A君ママ「靴何センチですかー?うちの子小さくて12センチなんです、、」

僕「うちは13ですね、でもメーカーによって違うっていいますからねー。(A君の靴を見て)ナイキは小さめっていいますよね」

A君ママ「それなのに12なんですよー」

あ、しまった、パパだけど育児の知識あるぞアピールをしたくて、知ってる情報をついそのまま口に出してしまった。フォローどころか逆効果になってしまった、けどまぁいいか。

A君ママ「これ、Aのパパですー(お兄ちゃんとパパが合流)」

A君パパ「お世話になっております」

僕「あ、どうも。。」

意外と年上で面食らってしまった。そうか、お兄ちゃん大きいもんなぁ。なんかパパ友のイメージと違う、、取引先の人みたい。せっかくのパパ友チャンスだったのに何も活かせず。

 

楽しかったー!心地よい疲れ。

パパが一歳のママ友会に参加してよかったこと

①同年代の他のママの、子どもへの接し方が見れた(意外と放っておいて良いんだなぁ、麺類はそのままあげちゃって良さそう、子供用のお箸を買おうかな)

②妻がママ友会にひとりで参加したときに、話を共有しやすい(名前言えば誰だかわかるから。そして次僕が参加したときにその情報を元にママ友さんと話がしやすいだろう)

③男の子もかわいいなぁ、と思った(2人目は全く考えてなかったけど、、ありかも?)

④他の子と比べて娘の育てやすさを実感した(今後イヤイヤされても、他の子はもっと大変と思うとそこまで気にしなくて済みそう)

また機会があればぜひ参加したいです。